▮2016/10/06 ▮第71回徳島県美術展で準特選・奨励賞受賞(美術部)

第71回徳島県美術展において美術部の2年生2名が受賞しました。


彫刻部門では、美術部2年生の岡田みなみさんが一般も含め、見事第2席となる準特選を受賞しました。(特選1名・準特選2名)

彫刻の審査員は木戸 修 先生(東京芸術大学教授)でした。
審査員総評では、「準特選の岡田みなみ「フクロウとクリコ」は、二つの石膏の像で、人物の方は若者らしさがうまく表現されている。一方、フクロウはもう少し観察して羽毛の柔らかさなどを巧みに表現できていれば一層良い作品になった。」というありがたいご助言を頂きました。
この受賞を励みに、さらにもっともっと良い表現ができるように精進していきたいと思います。

彫刻部門 準特選 岡田みなみ「フクロウとクリコ」

 

洋画部門では美術部2年生の鈴江空里子さんが出品点数264点の中から上位14点の入賞に入り、今回高校生としては最高位の賞、奨励賞を受賞しました。

洋画の審査員は久野和洋先生(立軌会会員、日本美術家連盟洋画部委員)でした。

審査員総評「自分の持っているものを全て出し切ったような力作ぞろいで、日常生活に取材した徳島の地域色が表れた作品が多かった。審査では多彩なジャンルから、主題に実感が伴って絵画化できているか、心に響くものがあるかを重視して選んだ。」
「いい絵を描くには、誰かのまねをせずに、自分の感覚を信じて描き続けることが重要だ。新しさは自分の中にしかない。自分らしい表現をすることは生き方にも関わる。自分がいいと思うものを夢中になって追究しているうちに、自分の世界が表現できるようになる。そうすれば、作品を見るだけで誰が描いたか分かるくらいのオリジナリティーが表れてくるだろう。」

 

 

洋画部門 奨励賞 鈴江空里子「美容室」30号F