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国際交流日誌

令和6年度第2回四国大学留学生交流会

 昨年に引き続き、探究科2年生の多文化理解の取り組みとして、「四国大学留学生交流会」を7月18日(木)に開催しました。今年度も四国大学全学共通教育センターの先生方にご協力いただき、バングラデシュ、ネパール、ベトナムの留学生35名のみなさんと交流しました。

 第1回交流会は、6月27日(木)に四国大学のキャンパス内にて実施させていただき、まず班の中で留学生の方々が作成したお国紹介のプレゼンテーションをしてくださいました。高校生は流暢な日本語を話す留学生に驚くと同時に、他国の文化や名所旧跡などに興味津々でした。その後、全18班が、それぞれに教育制度、ゴミ問題、食文化の違い、地球温暖化や食品ロスの問題など、興味のある事柄について意見交換をしました。その内容をまとめ、さらに今回の交流会での発表につなげました。

 第2回交流会(今回)は本校にてポスターセッション形式で行いました。プレゼン後には質疑応答の時間を持ち、その後のグループ討議では、さらにお互いの親睦を深めることができたようです。2度にわたって交流することで、多文化共生をより身近に感じ、多様性を理解することの大切さについて学ぶことができたようです。四国大学のみなさん、ありがとうございました。

 

 

シェーラベルク職業学校来校

 本校は、平成24年から、ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州のオスナブリュックのシェーラベルク職業学校と交流を行っています。新型コロナウイルスの流行の影響でしばらく交流が途絶えていましたが、11月16日から20日にかけて教員3名と生徒9名の方が来日し、4年ぶりに交流が再開されました。17日には、シェーラベルク職業学校の代表団を歓迎する式典が行われました。ビジネス研究部のプロジェクションマッピング、吹奏楽部の演奏、英語部のプレゼンテーション、阿波踊り部、応援部のパフォーマンスが披露されました。その後、英語や書道の授業に参加し、日本語や日本文化に触れることで、相互理解が深まりました。さらに、SDGS(持続可能な開発目標)に関するディスカッションが行われ、両国の課題や具体的な取り組みについて学ぶことができました。17、18日には、本校の生徒の家庭にホームステイし、日本の習慣や食事を体験することで、異なる文化をより深く理解しました。19日には、英語部の生徒とともに徳島城博物館、霊山寺、ドイツ館、鳴門の渦潮を観光しました。シェーラベルクの生徒たちは日本文化に大変興味があり、博物館の展示物やお寺での質問が絶えませんでした。私たちが知らないことも多々あり、日本文化をより深く理解し、説明するための知識を高めておく必要性を実感しました。生徒たちの多くが初めての国際交流であり、授業中や休み時間を問わず、一生懸命に身振り手振りを交えながら、会話を試みていた姿が見られました。シェーラベルクの同世代の生徒たちとの交流を通じて、国際的な視野を広げ、異なる文化や価値観を学び、成長する貴重な機会となりました。

 

日フィリピン文化交流 オンライン

2021年11月2日

 一般財団法人日本国際協力センターJICEの協力を得て,ビジネス探究科の生徒がフィリピンのSergio Osmena Sr. High Schoolの生徒とオンライン交流を行いました。この日のために,生徒達は伝えたい内容を英語でまとめて動画を作成するなど,多くの時間をかけて準備をしてきました。

 プレゼンテーション発表として,まず徳島商業から「学校生活」「遊び」「徳島の文化」「食べ物」の4つのテーマについて紹介をしました。次に,フィリピンの高校から「自然」「人物」「観光地」「食べ物」「学校生活」等について,画面に英文を表示して,丁寧でわかりやすい説明がありました。その後、10グループに分かれて4つのテーマ「アニメ」「将来の夢」「友情」「勉強」についてディスカッションをしました。

 生徒からは「自分達ががんばって作ったプレゼンを,メモをとりながら一生懸命見てくれていたのがうれしかった」「フィリピンの観光地や食べ物,大統領のことなどを詳しく説明してくれて,フィリピンの魅力が伝わった」「準備しているものだけでなく,その場で考えて言葉を返して会話ができるようになりたい」などの感想が聞かれました。前向きにコミュニケーションをとって相手を理解しようとする姿勢が見られ,有意義な交流となりました。

日カンボジア文化交流 オンライン

2021年9月21日

一般財団法人日本国際協力センターJICEの協力を得て、ビジネス探究科の生徒がカンボジアのPREKLEAP High SchoolおよびCHEM SIM SAMAKI High Schoolの生徒とオンライン交流を行いました。この交流では、お互いの国や地域の伝統行事、文化、食べ物、また東京2020オリンピック・パラリンピックについてプレゼンテーションを行いました。その後、グループに分かれ、自分達の学校生活、新型コロナウイルス感染症で学校生活がどのように変化したか、お互いの国で流行っている物やイベントなどについてディスカッションをしました。生徒からは、「英語でのコミュニケーションは大変難しかったが、もっと英語を勉強しようと思った」「カンボジアについて多くのことを知り関心が湧いた」「プレゼンを準備することで自分達の国について改めて知ることができた」などの前向きな感想が多く聞かれました。この経験を通して、相互理解を深め視野を広げることができたと感じます。